こころの声を聴くこと

2020年10月29日

先日、きき屋(@事業所)のお仕事で、わたしに愛称がついていることが発覚しました。

きき屋のみみさん の略で「ききみみ」😊 親しみをもって話してくださり、とっても嬉しかったのです。ありがとうございます😊

反射的に「ききみみ頭巾」という昔話を思いだしたのですが、どんな内容だったか思いだせず、調べました(汗)

ききみみ頭巾を被ると、自然や動物の声が聞こえるようになる……そうだったか! それは、きき屋のお仕事としても嬉しいです。

きき屋は、お会いした方が、ご自身のこころの声、つまり、内なる自然の声を聴くことができるように対話する時間を提供するサービスだからです。

「自分の内なる自然の声を聴くための、目にみえない頭巾のようなものになれたらいいなぁ~」なんて、夢が膨らみ、楽しくなりました😊 もちろん、自分が頭巾化して相手に覆いかぶさるなんてのはNGですよ(それは支配です!)

そうではなくて……

対話をしているうちに、いつのまにか、眼に見えなくて重さも無い「ききみみ頭巾のようなもの」が、ふんわりと頭に乗っかっていた……、対話を離れてから、そのことに気づいた……くらいの感じがいいかなとおもいます。

内なる声を聴く支援は「おはなし聴きますよ~」って感じではなく対話です。無理に引き出しませんし、解釈したりもしません。強いて言えば、対話のなかで、その日お会いした方ご自身の心に響く感覚やキーワードをみつけていく作業のようなものだとおもいます。

お話ししている時間はあまり長くなくても、離れてからそのキーワードや感覚がこころに遺り……

その人の内側で対話が続き、内なる声に気づく作業になる……そんな対話ができたらいいなぁと思います。

支援者側からみれば、効果があったかどうかを確かめることが全くできませんから、かなり不確実性が高いと言えます。

けれど、そもそも、人の心は操作することも、確かめたりすることもできませんから……それが普通(自然)ですよね。相手に委ねることが大事だとおもいます。

今は「言葉」を交わす対話が大半を占めているきき屋ですが、実は、非言語を大事にしています。ちょっとお遊び的に、オラクルカードを使って対話するのも、非言語を大切にするためです。(占いではないんです、ごめんなさい😊)

言語的な対話であっても、非言語のやりとりはとても大切なのです。そこに意味がたくさん含まれていますから。

言葉で説明できる状態にない方も楽に対話できるように、非言語コミュニケーションを工夫していきたい……それが支援者としてのわたしの修行です。言葉を出力する仕事ばかりしていますけど、本来は、非言語的なものを大切にしてきたのです(笑)

そして、ゆくゆくは……

カタストロフィックな内的体験などで言葉で語ることが困難な方の生を支えられるように、無侵襲の空気で対話ができたらいいなとおもっています。

精神保健活動は、いつも生活の隣にあるといい。それこそ、空気の一成分でありたいし、そうあってほしいです。

本来は特別なことではなくて、それぞれが捉える普通の空気に宿っていてほしい「コミュニティのちから」なのだとおもいます。

きき屋自体は、閉鎖的で小さな活動ですが……その精神が境界を超えて色々なところに流れて行ったらいいなとおもっています。

そのためにも、細く長く、楽しみながら「きき屋」を続けていきたいです😊

書き物のおはなし(連載裏ばなし的に) 人間も宇宙からみれば宇宙人!