令和3年 年頭のご挨拶
2021年1月3日
新しい年を迎え、令和三年になりました。謹んでご挨拶を申し上げます。
今年は、新型コロナウィルス感染症の影響によって、例年とは違った年明けになりました。皆様は、どのような時間を過ごされましたでしょうか。
わたし自身は、生きてこの身が存在していることのありがたみと、それを生かしながら生きて行くことの厳しさを感じながら、静かに新年を迎えました。
旧年中は、あまり表に出る機会がなく「潜伏期間」のような時間になりましたが、その中でも新たな経験をして、じっくりと自らの今後を考える時間を得ることができました。
その結果、かんごの木 という屋号を手離す時期をむかえていると感じ、次の活動にむけて動いていくことに決めました。
開業当初から「発展的廃業」のタイミングが来たときには手離すつもりでしたから、次のチャレンジのタイミングを迎えられたことを嬉しく思っています。
支援の唯一無二の資源は『人』― 人として輝きを増していく『こころの時間』をあなたに
このキャッチフレーズを掲げながら、今後はわたし自身の活動全般を整理して一つにしていきます。
専門性や社会的役割などの制度的な枠に囚われずに、「人」の成熟的変化を応援できる「支援者支援」をめざし、かんごの木も「支援者支援」と「精神保健」を柱に活動を整理します。
具体的には、研修講師の新規請負を停止し、今後の事業イメージにフィットする活動を新設します。
徐々に専門領域としての看護のイメージをはずし、オリジナルの活動にシフトして行きたいです。
「かんごの木」は、目に見える事業としては小さく薄くなっていくと思いますが、消滅するわけではなく、わたしの内側に遺ります。
しばらくの間は、次の準備を続けながら「かんごの木」の美美さんとしてお仕事をさせていただきますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
新たなチャレンジを応援していただけると嬉しいです。
今年もよろしくお願い申し上げます。